《栄養士さんからのメッセージ》
家常豆腐（ジャーツァンどうふ）→中国の四川料理です。『普段、家で食べる豆腐料理』という意味の中華料理です。
中国では、麻婆豆腐より有名で良く食べる料理ですが、『麻婆豆腐』と今日の『家常豆腐（ジャーツァンドウフ）、みんなはどっちが好きかな？

《家常豆腐の補足・豆知識》
常に家にある（家常〈ジャーツアン〉）もので作る料理で、元は四川料理ですが中国全土で食べられているとてもポピュラーな豆腐料理のことです。レシピは無数にあるようですよ。一般的には、いつも家にある豆腐を油で揚げて（→日本では厚揚げを使うことが多いです）、いつも家にある肉や野菜と一緒に醤油・砂糖などで甘辛く炒めて、とろみをつけた料理です。今日の味付けは、甜麺醤（テンメンジャン）〔小麦粉を発酵させて作る黒い甘味噌〕と赤味噌を味付けに使っています。甜麺醤（テンメンジャン）は、回鍋肉（ホイコウロウ）・ジャージャー麺・北京ダックなどの味付けで使う調味料です。

《食べてみると・・・》
家常豆腐（ジャーツァンドウフ）→厚揚げ・豚肉・玉ねぎ・赤パプリカ・ピーマンを炒めて、甜麺醤・醤油・砂糖・酒・鶏がらスープで味付けして隠し味にショウガを入れて、とろみをつけたものです。甘辛くて、コクがあって、美味しかったです。このコクは、甜麺醤からのものでしょうか？
春雨サラダ→春雨・ニンジン・キュウリをマヨドレで和えたサラダです。家常豆腐との味と色合いのコントラストが絶妙で、優しい味がしっかりしている美味しいサラダでしたよ。
澄まし汁→お麩・青ネギ・シメジのお吸い物です。
デザートはパイン缶でした。